山田杜魚さん
のうた一覧
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少年よゆめゆめ忘るることなかれ「御婦人はみな理不尽である」
平成二十二年六月二十五日
8
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蟹脚を無慈悲に折りて真白なる身肉啜りて頬笑むをんな
平成二十二年六月二十五日
4
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サイダーの粒々気泡に跨って吾等の夏は浮上せむとす
平成二十二年六月二十四日
2
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隠すべき傷痕がどれかわからない。あなたが指でなぞって。決めて。
平成二十二年六月二十四日
6
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ブラックが他所他所しくてカフェオレは馴れ馴れしくて微糖にします
平成二十二年六月二十四日
2
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死神の鎌研ぎに出す日もあらむカルモチンとて修治は死なず
平成二十二年六月二十日
1
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吃水に陽光は搖れて干渉る翳を乳房とふふむ午後二時
平成二十二年六月十九日
6
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この胸を断ち割りて見よお前への愛が刻まれてゐるという嘘
平成二十二年六月十八日
4
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寝そびれる吾子にかそけき裏声で谷山浩子を唄ふ真夜中
平成二十二年六月十八日
11
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片隅に隱れてゐませう(ちつぽけな僕らが神に見つからぬやう)
平成二十二年六月十八日
5
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夜半に君が帰った後の雨だれを温い毛布に包まれて聞く
平成二十二年六月十七日
6
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薄桃の護謨に溜まりし白濁は結ばれてのち塵芥箱に消ゆ
平成二十二年六月十七日
1
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お掛けになった番号はお客様の愛など届かぬ場所にあります
平成二十二年六月十七日
5
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宿泊者名簿に君の名のみ書き私文書僞造同行使罪
平成二十二年六月十六日
4
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骨董市冷やかして歩む吾ら手を固く繋ぎぬ贋物の夫婦
平成二十二年六月十六日
2
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嘘ものの金魚を浮かべたバスタブがぼくときみとで方舟になる
平成二十二年六月十五日
2
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嘘が罪なのではなくて最後まで嘘を吐き通せないのが罪
平成二十二年六月十四日
16
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川緣の住處は如何に雨音の激しき夜半に鰻犬思ふ
平成二十二年六月十二日
3
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夭逝のガロアの傳記讀み終へて淚さしぐむハジメは壱歳
平成二十二年六月十二日
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不快指數高き闇夜に獨りゐて柳の枝の猫をこそ思へ
平成二十二年六月十二日
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