詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
流れゆく雲の向こうに満月はゆっくり隠れ雨は冷たい
12
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横井 信
仕事終え遠き国へと帰りゆく仲間に告げる異国の言葉
12
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KEN
豬を打つ 彈音響く 山の寺 佛の笑みに 留まる冬の陽
12
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うすべに
葉が散って広がった空 公園に ベンチの老人おだやかな午後
16
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夢士
平日の少年野球のグラウンド鳩の群れ居て啄む草の実
11
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秋日好
十九の夫を知ってるツリーなら脚すげかえても共に生きよう
11
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もみじ☆彡
片隅に 忘れ去られし 石蕗の 花は今年も ひっそりと咲き
12
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滝川昌之
花々はそれぞれに咲く年の瀬に着飾る女性は街の彩り
20
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灰色猫
北欧の白夜のように燃えているふたりの恋は夜を待てない
20
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秋日好
あと三分 雨の降りだす帰宅路も 君 家に待てば灯ともりて
15
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煩悩
ボブ・ディランを暗唱せよ読破できない推理に開眼せよ
5
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へし切
「しあわせよ」君が言うから 僕もまた そうなんだよと手を胸に当て
17
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横井 信
一歩づつ歩いた道を振り返りゆっくり進む朝霧の中
11
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夢士
六廻り猪突猛進つかれ果てこの先続く道をゆるりと
9
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夢士
ビル街に「いしやきーいも」の声流るオフィスの昼冬の日溜り
10
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うすべに
もう出るよ そう言ったのに待たされて ふわりと雪の夜空見あげる
14
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灰色猫
越冬の準備のように山積みのカートのなかにクリームシチュー
19
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滝川昌之
葉が落ちて空の広がる境内に玉砂利 凛と冬陽をはじく
25
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煩悩
歩行すなわち楽曲となる雪を踏む俺は怖いものなしの鏑矢だ
8
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へし切
今 僕がしあわせである そのことが君のしあわせ 共に生きてる
20
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