夢士のお気に入りの歌一覧
千映
春馳走土筆を食べる習慣の無き地に生きて旨さ教える
13
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千映
別名が地獄草とは土筆には袴取る指胞子で黒ずむ
17
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野々花
義母さんの札所巡りに同行の猫の名前はにゃんこ先生
10
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詠み人知らず
「やさしいね」そう言うあなたが優しいと気づきし吾の温かき胸
25
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本能寺
きみの乗る 夜行列車が我が町を 脇目も振らず 走り過ぎてく
25
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千映
酒粕でつくる甘酒母の味今吾がつくり母が喜ぶ
14
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へし切
天知らば地知る吾知る他人も知る悪事をなせば知らぬものなし
35
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野々花
淋しさを風に流せば聞こえくる忘れたはずのあの人の歌
10
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芳立
ながらへて憂き身ひとりの夜にふればみぞれまじりの梅の香ぞする
6
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コーヤ
雛壇の前で映した四姉妹人形の如く可愛かったね
13
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ながさき
一眼の 亀が浮木に 出会う如 善知識には 値いがたしとぞ
24
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野々花
前世でも多分あなたと暮らしてたそんな気がする日曜の午後
13
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リクシアナ
雪明り祭りの子らも家路つく広場寂しき日曜の夜
15
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恣翁
音を立てで 針を噴くがに飛ぶ雪や 陽に閃きて枯れ枝に咲かむ
17
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あふひ*・○・*
親鳥は小雪ちらつく蒼空に卵暖め身動ぎもせず
21
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コーヤ
枯草をそっと持ち上げふきのとう春の訪れ見上げ確かめ
15
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只野ハル
早川の小百合消ゆれど芝浦の磯のサザエの手放し難く
10
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デラモルテ
新年を迎へるやうに晴れわたり小鳥飛びかい春を呼びあふ
9
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千映
両膝がいつも赤チン塗ってあるそんな子供がもう婆で生き
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只野ハル
片山の登り急いで息が切れ置き去りのまま他山に転ず
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