詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
寒月が雲に覆はれ見えねどもいづれ現る光待ちけり
10
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もみじ☆彡
野の花は 能うかぎりに 咲きつくし 眠る枯野に 春待の月
16
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滝川昌之
若葉より紅をさすまで寄り添えば枯れても捧ぐ蔦の一途よ
23
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煩悩
雪深い谷に住む樵がトンネルを掘るまだ虹は見えない
6
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秋日好
舞い戻る 六花の風に垣間見る今年も吾を気遣う姿
10
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うすべに
つむじ風 最後の一葉舞い散らす 芽に飾られて枯れ枝光る
15
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聴雨
柚子の湯に沈みて数ふ残り日をにじめる窓の月を眺めつ
13
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へし切
偲ぶれば 恋しみ妹の面影に また夢通ふ 冬至の長夜
19
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KEN
冬越えの 櫻の枝の 月影は かぼそく綴る 文のごとくに
11
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横井 信
父母の語る言葉にうなづいて風に耐えてる枯れ葉が揺れる
14
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橋本弘行
一瞬(ひととき)はよろしく願うと言った人名刺の束の一枚と消ゆ
5
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滝川昌之
デコボコの痘痕の柚子も湯に入ればあなた温めてスベスベにする
19
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コタロー
どこまでも廣がる雲の切れ間から月の光がベットに屆く
7
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コタロー
たわわなる柑橘系の實の上の露は光て青空映す
8
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コタロー
ラジオよりノイズに乘つてDJの聲を聽きたる師走週末
10
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煩悩
国産を始めてみよう競走馬桜肉食べ顰蹙を飲み込め
6
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灰色猫
雪の日の雛鳥一羽が君であるその冷たさをそっと包もう
21
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聴雨
あしもとの愛犬の他にけさ出会う白菜の穴のちいさき命
8
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縫
どんぶらこ世界の波をどんぶらこ いつもがんばる君に柚子湯を
8
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詠み人知らず
可もなくて不可もない日々暮れて夕米研ぐ水の冬の冷たさ
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