煩悩のお気に入りの歌一覧
灰色猫
こつこつと毎日毎日積み上げた僕の牙城は美しいかな
20
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へし切
風ふけばあだに散りにしさくら花 誰かは風をうらみけるかは
17
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滝川昌之
濃き薄きツボミと花の紅ごとに八重の桜の乙女心は
17
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石川順一
昼食はすき焼きの残り夕食はシシャモとキンピラ・揚げ豆腐食べ
9
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石川順一
山の絵がロックを奏でる時もある浮かんで居るのはお祭りだけか
8
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灰色猫
秘めやかに息を殺して夜桜は月のあかりに妖しくひかり
19
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石川順一
伸びて行く羽根はオウムに相応しいタゲリやオカメインコにもある
6
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滝川昌之
パンジーは同じ顔した犬に遇い土手に小さな恋がはじまる
17
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へし切
道の辺にひそかに咲ける野の花は誰を思ふや見る人もなきに
20
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石川順一
佐世保市の庄山君の事件かな他人の金を盗つたと失踪
5
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石川順一
イギリスと薩摩藩とが争えり薩英戦争文久三年
11
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灰色猫
僕じゃない誰かのために咲いている君の桜を密かに手折る
29
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滝川昌之
入学と入社のスーツを買い与え俺のスーツはあと五・六年
19
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へし切
惜しみなく散らば散らなむさくら花 終ふる命の刹那ぞ愛し
18
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灰色猫
崩れゆくその素晴らしき日のためにわたしは夢を築いています
21
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へし切
ふたたびに弥生も末に満つ月の霞む夜空に花の雪散る
19
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石川順一
毛が長く撮影するに邪魔となるお祭りマンボウ関係ないか
8
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灰色猫
生きてゆく祈りを命を語り継ぐ自然と別れてしまわぬように
21
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へし切
ふりそそぐ春の陽ざしはおだやかに温む水面にあそぶ水鳥
17
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石川順一
左腕かすかな傷が気に掛かる安全ピンが罠であるのか
9
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