詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
駆け抜けた看病時期のピリオドに警鐘代りの眩暈ひびいて
23
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秋日好
セクマイであろうがなかろが人想う心に何の違いもなくて
17
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秋日好
怪談を心のままに書きゆけば家庭を築く苦労に行きつく
15
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藍子
ちょこちょこと小さな歩幅で歩いてく麦わら帽子の園児の散歩
13
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ななかまど
初とれのなすび一つをありがたく仏と分けて夏の始まる
14
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千映
ショートステイ戻りし母のおちょぼ口アイスまんじゅう待機している
11
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石川順一
十五夜が懐かしいのは満月を撮つてくれろと泣く子が居るから
14
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滝川昌之
FMがさらりと告げた「真夏日」は湿り気を得て白南風に乗る
26
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煩悩
海面に踊り出てざわめきやまぬザトウクジラのブリーチ
7
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石川順一
バージョンの機能更新忘れたり更新世界やつともたらす
10
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石川順一
鈴生りのミニのトマトやナスの花蚊との闘い公共工事
13
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石川順一
むね肉の下にはモヤシコンニャクの刺身とパイナップルのデザート
12
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石川順一
血の濃さに悩める手首を持て余し豚肉食べる前に畑へ
10
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千映
お隣の庭からエンドウ豆が来た掌に入る二人汁の実
11
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横井 信
朝顔はフェンスに並び増えてゆく夏の疲れを癒す響きを
16
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KEN
夏草に潛むくちばみ恐るより人の言葉の毒に戰き
12
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へし切
現世の見るべき程の事は見つ未練なかれば海の藻屑に
15
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詠み人知らず
自ずからサイトの彩は移ろふを 斯くあるべきとは個の価値観なり
13
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詠み人知らず
他者思ひ慎みたれど 言の葉は 吾が叛骨を目覚めさせたり
11
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詠み人知らず
物の怪を嫌はば相聞のみならず 存在自体が疎ましからむ
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