金木犀のお気に入りの歌一覧
へし切
義娘より「はい おとうさん!」と渡された チョコも 何より言葉が嬉しい
29
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詠み人知らず
重ねたる人生経験あればこそ 過ごさば誰も変りゆくなれ
18
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詠み人知らず
吾うつす 君が瞳に慾の見え 微かに笑みて焦らしてみばや
17
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灰色猫
父作るケチャップライスに大根が気にはしつつも黙って食す
24
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千映
温厚な顔に出せない情熱を小出しで歌に絡ませ詠まん
16
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滝川昌之
チョコレートもらえなかったと子が笑う 残念でしたとつられて笑う
20
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まあさ
バレンタインディナーはハートのニンジンとビタミンi入りホワイトシチュー
21
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西村 由佳里
アイデアが生まれるたびに増えてゆく鉛筆色の小さなノート
11
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想野
冗舌な妻子を背中に聞きながらページが止まるバレンタイン前夜
11
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大上
春曉に暗い野道を歩めどもこれより先は明くるのみかな
10
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滝川昌之
風吹いて海辺の町に雪雲がくる 缶の紅茶を両手で包む
22
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万陽
チョコにのせ 君に伝えたし 言の葉はシンプルにただ 「好き」ということ
18
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詠み人知らず
子等のため昼夜働く母ありて心つよくも身体こわすな
22
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新座の迷い人
拍手くれ 皆様方に 御礼を 未熟な私 嬉しき思い
22
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詠み人知らず
いちにちのいのち繋げる日々ありき脇目も振らず若さが頼り
23
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詠み人知らず
午後五時の窓辺いつしか明るくてふと何色の春かと思う
29
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inosann
配置薬もちて訪ねし峡の家 「熊出没」の看板たてり
19
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高松 蓮
寒いから 腕振り走って 行こうよと 吾子と風切る 登園の朝
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絮谷新
朝靄のロマネに貴腐の香を聞けばきぬぎぬ告ぐる聲はものかは
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たみお
焦らずに 時が来るのを じっと待ち 綺麗に咲こう 徒花でなく
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