石川順一のお気に入りの歌一覧
恣翁
出し置きし 然しもの汁が命にて あはれ 今年の秋芋滑る
13
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ナツメ子
お前には二度とふれないお前とは二度と会わない「それ虚しくね?」
4
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内藤芽亞
雨の日に 匂い全てが 地に沈み 雨の香りの 世界になった
12
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ナツメ子
泣けばとか軽く言うなよ好きなやつの前ではかっこつけたいんだよ
4
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こぐまじゅんこ
うれしいことあるとはるくん口にする やっべ はもはや三歳児まで
5
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千映
泣き止まぬ幼子二人ご近所の迷惑らしい吾は辛抱派
14
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滝川昌之
義母は喜寿 孫と娘に囲まれて DNAは笑顔でつなぐ
28
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とはと
嫁入りの天気に残る雨の筋伸ばす方から寄り添う謂れ
6
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藍子
鰯雲広がる空の青きこと一人佇み秋を眺める
27
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内藤芽亞
この場所は 昔たき火の 煙在り 今は工場の 黒煙が在り
6
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己利善慮鬼
いつか痛む胸の鼓動で私たち二人の夜は繋がれていた
6
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弦音
改札で思いの丈を伝えても単線列車折り返しなく
9
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横井 信
復職の 不安と期待 占えば 儀式にのぞむ 心を持ちて
13
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横井 信
実りある 稲穂の原を 赤く染め 沈む夕日に 感謝をそそぐ
11
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烏賊雨前線
秋の夜に月の見えぬは憂しかりと草から聞こゆ鈴虫のなく
6
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千野鶴子
あでやかに飾った洋菓子示すのは「色気と食い気は両立しうる」
5
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烏賊雨前線
立ち話かかあ天下に日は暮れて稼いで眠る父に日登る
2
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ラベンダー
西の方 日沈む空の 夕焼けに 真っ直ぐ向かう 明日という日見
19
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日置鳩子
船小屋の灯りのふっと消え入りて凌霄花の月に屠らる
17
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恣翁
秋雨の 板戸の外を過る音を聞きつつ 床を延べ連ねけり
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