詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
吃音の作家が描いた小説に出てくる子どもはいつもさみしい
25
もっと見る
灰色猫
雅やか初秋の風に吹かれてはもみじの色にこころ染まりて
19
もっと見る
灰色猫
沢山のお魚たちに弔いを鱗の雲が赤く燃えてる
20
もっと見る
滝川昌之
駅の中ゆっくり歩くお年寄り 若いスマホがリズム合わせる
18
もっと見る
まあさ
君がまだ 夏と遊ぶと 言ったから 秋雲拗ねて こっそりと泣く
23
もっと見る
まあさ
ため息は もう、まだ、やっと それぞれの 苦しみはらむ 被災地に秋
23
もっと見る
吉野 鮎
身に近き他界の空に逝きし人偲べば薄く月影の浮く
18
もっと見る
吉野 鮎
美し郷落人の里にあきあかね石組みの道を赤にそめ飛ぶ
20
もっと見る
吉野 鮎
故郷の吉野川邊の宿に喰む鮎づくし美味し夏は逝き初む
14
もっと見る
詠み人知らず
まどろみの波に昨日を漂えばいちばん鳥が今日を連れ来る
28
もっと見る
inosann
鳴き尽きて天を仰いで息絶える蝉のささやき未だに聞こえず
20
もっと見る
滝川昌之
うなだれて通い始めた休み明け もう小学生のにぎやかな列
16
もっと見る
へし切
懐かしき手打ち野球の感触が残る手のひら昭和の遊び
22
もっと見る
ながさき
圧力を かけるだけでは ダメでしょう 要求聞き出し 是々非々対話
26
もっと見る
夢士
芝草に寝ころび見上ぐ青き空流るる風に秋の雲みゆ
24
もっと見る
夢士
開け放つ窓辺にありて酌み交わす酒の肴や秋の虫の音
20
もっと見る
夢士
様がわる朝の通勤丸の内スーツネクタイ背に負うリュック
22
もっと見る
石川順一
パーで勝ちどら焼きゲットして居たり負けた人たちクッキーを取る
14
もっと見る
あゆか
なりすぎたキュウリを調理するワザが思いつかない図書館へ行こ
9
もっと見る
あゆか
バケツには入りきらないキュウリたちよく実ったと褒めてなかった
13
もっと見る
[1]
<<
92
|
93
|
94
|
95
|
96
|
97
|
98
|
99
|
100
|
101
|
102
>>
[235]