夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
この場所で空気が変わる乗り換えの ローカル線の うどん屋の横
23
もっと見る
林林
友の名を覚えたくって紙に書く窓辺の桜 月に照らされ
18
もっと見る
あふひ*・○・*
吾を抜かし低空飛行でツイと行く枝咥む白鷺何処向かはむ
19
もっと見る
リクシアナ
宿り木は球体を編み芽吹きつつ梢に生きる大樹に抱かれ
14
もっと見る
詠み人知らず
手を握り児の成長を見届ける親の責務を泣きながら説く
15
もっと見る
たけくらべ
いそしぎの群れ飛び遊ぶ波際に裸足になりて吾は春めく
14
もっと見る
桐生賄
引っ越しは まだもう少し 先なのに 涙こぼれる 思い溢れる
18
もっと見る
桐生賄
食卓を一緒に囲むもあと僅か「しっかり食べてね」向こうに行っても
16
もっと見る
芳立
うぐひすの声ぞともしき春されば谷を渡ると忍びだにせず
8
もっと見る
へし切
春風よ妹が臥やせる奥つ城にこの梅の香を乗せ吹き渡れ
27
もっと見る
詠み人知らず
玄関の闇にこくこく水をのむ亡きコロの音が心耳にとどく
105
もっと見る
詠み人知らず
ラップされ冷めた夕飯食らいつつゴメンと今夜言おうと誓う
15
もっと見る
詠み人知らず
妻と娘の三角形の食卓のトークの死角にて手酌酒
11
もっと見る
詠み人知らず
天気どう?聞かれて気づく予報士のスマイルだけを追っていた目に
12
もっと見る
詠み人知らず
いぬふぐりさくののみちをコロとゆくふぐりふりふりよじょうをゆらし
55
もっと見る
詠み人知らず
ストーブにモツを煮ながらとろととろ三十一文字の宇宙を旅す
15
もっと見る
詠み人知らず
春風をふくみふくらむ白鷺の羽ふうわりと浅瀬へおりる
78
もっと見る
葱りんと
腰痛の夫に湿布 「ありがとう」腰なでながら 心で想う
13
もっと見る
矢車菊
花ひとつ届けるように詠いたい誰かを想うつぼみになりたい
32
もっと見る
あふひ*・○・*
春浅し夕刻の空白みたる望むは大橋巡る巻雲
20
もっと見る
[1]
<<
964
|
965
|
966
|
967
|
968
|
969
|
970
|
971
|
972
|
973
|
974
>>
[1488]