夢士のお気に入りの歌一覧
千映
持参する薬の仕分け真夜中がこころ落ち着く母のお泊り
17
もっと見る
ゆりこ
まっさらな世界に一歩踏み出したぼくらはみんな白い上履き
22
もっと見る
秋日好
小春日に薔薇の剪定始めれば原点を知る立ち戻り行く
18
もっと見る
麻
絹糸の美しき雨に目覚めつつ偲びてやまぬ君の黒髪
18
もっと見る
月虹
半島のJR息をひそめ行く時に我慢もすべき早朝
27
もっと見る
千映
うたのわの歌人に後押しされているそんな気がする感謝の日々に
12
もっと見る
秋日好
青々と暮れていく空 ぽっかりと海月のような月が日を追う
23
もっと見る
千映
友の暮らし気になるけれど易々と踏み込めぬからそっと見守る
16
もっと見る
恣翁
陰気臭き学生下宿の古畳 煙草の焦げ跡 目立ちたりけり
23
もっと見る
林林
箒にて集めたいもの閃きと浮かぶ言の葉逃げるなレレレ
24
もっと見る
秋日好
定点がふたつあるのが楕円形君と僕とを包むピンクの
12
もっと見る
詠み人知らず
気はこころ素直に受けて返礼し 石に刻めば 愚痴は消えゆく
17
もっと見る
たけくらべ
陽の目見る桃の節句を待ちわびて押入れ奥の内裏雛かな
13
もっと見る
千映
咲き誇る河津桜のほこらしげ菜の花そっと足元隠して
17
もっと見る
麻
万代に千万の花咲きけるをいかに一つの心さだめむ
11
もっと見る
麻
あずさゆみ はるみみかんを ふたりして かじれば香る 春の瞬き
22
もっと見る
麻
見渡せば色とりどりになだれ咲く言葉の花の薗に入るらむ
15
もっと見る
桐生賄
夜空には たくさんの星 瞬いて 君に僕にと 語りかけてる
13
もっと見る
リクシアナ
乗り慣れたローカル線の心地よさキハ40系にこの身ゆだねる
20
もっと見る
ながさき
一切を 悠然として 見極めて 富士の如くに 大山と成れ
33
もっと見る
[1]
<<
962
|
963
|
964
|
965
|
966
|
967
|
968
|
969
|
970
|
971
|
972
>>
[1488]