夢士のお気に入りの歌一覧
リクシアナ
美濃判のガラスに歪む雪解けと別れ見送る駅舎の歳月
16
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林林
時来れば涙を拭いて動き出す無心の笑顔 粉雪の中
20
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野々花
川沿いの桜の木々の澄まし顔くすぐるように春風笑う
17
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詠み人知らず
一弐参で拍手の数の始まりて三歳を過ぎて五桁となりぬ
19
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リクシアナ
朽ちかけた四阿かこむ枯茨 逢瀬の午後を待ちわびる日の
16
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千映
人生の八合目にいる吾だからそろそろ自分の顔愛します
18
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浅草大将
今もなほ思ひいでゆにまくら結ふ草津のやどにあつき病は
9
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己利善慮鬼
恋知らぬ子供の如き無邪気さで其が髪の香をそと嗅いでみる
4
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葱りんと
雛人形 「顔にペン入れもう少し可愛くしようよ」 断固却下で
7
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へし切
薄く濃く花くれないに八重桜 春のしぐれに色つやめいて
29
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矢車菊
未完なる歌のごとくに春を待つつぼみはいつか花と咲くため
28
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桐生賄
玄関の 小さな蕾の フリージア 日光浴びて 徐々に綻ぶ
15
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麻
夜もすがら降れるなごりの雪なれど触れては融けて露と消ゆらむ
14
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恣翁
花片に旅の愁ひを宿らせて 東風に抱かれ 梅 路に散る
25
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麻
山間に無垢な霞をたなびかせ春の舞台はととのひにけり
12
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南美帆
雛壇を飾る心地になれたのは君のおかげね幸を祈るよ
7
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南美帆
草臥れて帰れば子らは風呂上がり炊飯器から湯気も出迎え
16
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たけくらべ
広重の藍より青し浮世絵をこよなく愛す青き眼の人
15
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千映
つるし雛ひとつひとつに意味がある孫子に託す愛情つるす
17
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千映
京都から北前船でお越し入れ享保雛のまだ凛として
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