夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
思い出の引出し増やし退屈な未来の吾の楽しみとなれ
18
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リクシアナ
納品を控えて唸るグラインダー夜更けに冴える工房の灯り
12
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麻
優しさになごりの雪もうちとけてさやかに見ゆる若菜なりけり
28
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くらら
桜貝 ガラスの小瓶に 集めては 遊んだ浜辺 埋めたてられて
19
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朧月
夢を乗せ何処へむかふ飛行機雲迷ひなきこと清々しきかな
12
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コーヤ
磯の香や山のにほひを肌に触れ遠望は春?桜満開
16
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コーヤ
微笑みも思い思いの心してそれぞれの向きクリスマスローズ
25
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南美帆
週末の朝に二人で経写し心の澱を流す如月
12
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たけくらべ
恋初めし乙女の頃は短かけり雛壇飾る娘せつなや
13
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葱りんと
図書館で 未読の本と 逢引す 踊る指先 ハミング無音で
12
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へし切
離れがたき妹がなごりの夫婦雛あの日のままに笑みて寄り添ふ
33
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葱りんと
釣り上げた ワカサギ夕餉の 一品に 苦手という語 目で制し食さす
13
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月虹
うたびとの心に開く花があるその尊さにそっと触れたい
128
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千映
この冬も一度もカイロ要らぬ母薄着でしらっと「経済的でしょ」
10
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リクシアナ
元禄の絵巻の如くちらし寿司 花蓮根の艶むらさきに
17
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浅草大将
はや影も霞がうらのあま小舟いづくに網をはるのあけぼの
13
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炭酸水
この嬰児ふくよかなる指のくびれを以てどの明日を握るや
16
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只野ハル
ハンドルを握る手無くばアクセルを踏めども動かぬ車であれば
13
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只野ハル
偶発の債務隠せば必然の露見ありとは思わぬものか
15
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麻
春風にゆらりみだるるかずら橋 君にひかれてともに渡りぬ
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