詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
かにかくに人は言ふとも振り向かずただ一戦に悔いを残さず
19
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KEN
るりるりと轉生輪廻が鳴る森の千手の古木袂にうつせみ
9
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横井 信
木の葉うつ柔らかな音吸い込んだ風を追いかけ夏の始まり
12
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滝川昌之
コパトーン甘い海風この夏はいくつの恋を焦がすのですか
25
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バロンマン
向日葵は太極拳に振り向かずスックと立ちて陽に向かうのみ
8
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煩悩
ココアを溢してしまった「人を動かす」無骨な指の形に滲む
6
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バロンマン
鉢植えの花の種ひとつ溢れ落つ雑草となる覚悟はありや
6
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バロンマン
男坂一気に登る朝ぼらけ我を待ちたる山頂の社
7
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詠み人知らず
誘惑に負けて貪る背徳は至福もたらす夜半のチャルメラ
13
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詠み人知らず
静やかに思ひ遣るがに宥むがに惑ひの空に耀よふ兄星
12
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詠み人知らず
そよと揺るる真っ赤き粒の愛しき実を汝が黒髪に挿さば映えまし
13
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KEN
夜鷹鳴くちしまの笹に分け入れば濡れて戸惑ふ深爪の指
14
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横井 信
梅雨明けに赤信号を待つ時の涼しい風は静かに流れ
11
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灰色猫
星々が神話になったその夜に生まれた子供に星の名前を
25
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滝川昌之
プライドを得た夏空の青は濃く雲を蹴散らす梅雨明け十日
20
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へし切
錆色に花も移ろひ 梅雨は明け かほりかそけき梔子の花
24
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可不可
生れ月ことしは雨が少なくて 紫陽花ともども立ち枯れさうで
8
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煩悩
ふたたびわれにかえりきてまたかえるときわれるまでこえをあげん
7
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秋日好
出勤の駅への途で断念しタクシー帰宅の君の悔しさ
13
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秋日好
水不足熱波に阻まれ庭仕事止まるも花は嬉しげに咲く
18
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