詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
光芒が植物祭を照らす時石川信夫と前川佐美雄
14
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秋日好
虹出ても心の時間は動かない身体の老いを置き去りにして
24
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ふじこ
幼子の手が離れるのは成長と己が心に言い聞かせている
13
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ふじこ
うっすらと色づく木々の葉をゆらしそっと運ぶは秋色の風
17
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林林
今日もまた朝が来るちびっこたち来る心をピュアにピュアに戻そう
20
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林林
青い菜の青さが薫る朝一番無限に広がる心の草原
26
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まあさ
早朝の 秋虫たちの ボリュームは ひと月前の 蝉時雨に似る
21
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藤久崇
通い路の 行き交い絶えぬ 音と共に 闇に合わする 虫ぞ鳴きつつ
28
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石川順一
夕暮の水源地帯を読んで居る玄関が響くトラックが響く
15
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inosann
親という縛りをほどき子供らの旅立つ背中ふたりで見送る
27
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inosann
やる事を「そのうちそのうち」と先延ばし「そのうち」一生終り行くかも
22
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半格斎
百花満つ植花夢なり野の畑を めでて歩まむ老々ふたり
22
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滝川昌之
仲良しの茶色い蝶のカップルの愛のダンスに灯るサルビア
26
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ながさき
一身の 頭は「妙」で 喉は「法」 胸は「蓮」なり 胎は「華」なりと
23
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へし切
わが宿に人音もなく虫の音をひとり聞く夜は君恋しかり
32
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滝川昌之
秋の蚊に日曜大工は邪魔されてペンキの他にキンカンも塗る
30
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ラベンダー
白鷺の 田んぼの中で 動かぬを 鳥の案山子か どうかと見入る
24
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コタロー
吹く風に潮の香りを嗅ぎながら小さき卷貝動くを見たり
14
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灰色猫
娘らは素足染めつつ葡萄踏む祝いの楽に奏でられつつ
25
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詠み人知らず
寂しさに求むるときは ひたすらに読みて忍ぶと 人知るらめや
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