詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
林林
草陰にバッタの赤ちゃんピョンと飛ぶ今日の草取り終わりにしよう
17
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灰色猫
水神の 清水が滾る 渓谷で しばし月毛の 馬を休ます
31
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林林
「お兄ちゃん、ここが赤ちゃんの背中だよ」医師と幼子 胎児の画像
16
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林林
「君の持つリコーダーに名をつけてみて」目尻のほくろもほほえむ先生
19
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林林
子を持ちてひとりの人が父親になりゆく道の五里霧中かな
20
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たけくらべ
涙さへ枯れ果つるかの憂き世をば憐れむ天の恵み雨かな
24
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秋日好
型崩れさせないように干したのに片身頃だけつまみ直して
12
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絮谷新
息潜め傍ら眠る恋人は夢に寄り添う迷い猫かな
15
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絮谷新
雨煙る単線駅舎は山肌の緑を負ひて朽ちてゆくらし
19
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秋日好
春生まれ基本前向き楽しそう苦労は苦手そんな父かな
17
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秋日好
膝丈の草の穂波の下にある数えきれない真っ赤な苺
19
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桐生賄
梅雨空に ひょっこり芽が出た 向日葵に のそり這い出す カタツムリかな
16
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美津村
頑なに生きゐる者のかなしみを小さき職場の派閥に見たり
15
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野々花
いつだって微笑む人の傍にいて淋しいなんて我儘ですか?
12
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野々花
何気ない人の言葉に癒されてふんわり軽い心が躍る
21
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しょうとく
梅雨冷や雨を眺めつ書を読みて池波偲び湯豆腐食す
15
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鴎
アルコールなど呑めぬから炭酸の喉のいたみで何をか忘れん
6
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沙久
百回の 「大好き」でやっと 笑う君 百一回目は どんな顔するの?
16
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沙久
几帳面な彼の性格そのままに 介護し看取る無駄に語らず
21
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鴎
悲しきは水やり忘る仙人掌の刺々しきが我に似たるか
6
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