詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
眞夜はつか秋時雨過ぎ明け初める耳澄ませきく鶺鴒のこゑ
18
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inosann
「うたのわ」にも秋は来にけり柿の実の色付きはじむと歌のとどきて
27
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灰色猫
叶うならお前も秋を鳴きたかろう絶えゆく星の如きほたるや
24
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詠み人知らず
果つる身を惜しみてなくや 夕風に遠くただよふ 蝉の音かなし
22
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詠み人知らず
君の背に人差指で書いたのは たったふた文字ひらがなで すき
19
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夢士
蝉時雨止みて始まる演奏会エンマにオカメとツヅレサセかな
15
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夢士
世に出でて名も問われずに咲きて去る四季折々の小さき野の草
20
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リクシアナ
黄昏に泣く子抱きて口ずさむ月もまどろむ白秋の唄
28
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リクシアナ
コスモスの咲く道なりに独り行くコートの襞をつたう秋雨
30
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石川順一
コーギーが我が前を行く夕暮れに世間話の二人を過ぎる
15
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月虹
愛しさに正しく名前付けられず君の隣で見上ぐ夕焼け
26
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灰色猫
黄緑の夏のもみじが大好きで参道ひとり愛でつつ登る
18
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灰色猫
淘汰へと消えた真神の咆哮は新月の夜に蘇りおり
20
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へし切
風の中 金木犀の香りして 帰りたき里 戻りたき時代
29
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詠み人知らず
見てみたいあなたの心に浮かぶもの 目を凝らしても映らぬスクリーン
20
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詠み人知らず
好きだって胸が鳴ったら伝えたい 火傷するほど熱い思いを
16
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滝川昌之
いつだって止んだら傘はじゃまになる それでも親は子の傘になる
21
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夢士
酔いどれの老爺バスみち歩み行くふらりふらりと目指す我が庵
16
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夢士
虫の音に励まされ行くバス通り秋の風受け酔いどれ老爺
22
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inosann
何もする事が無い人と何もしたく無いと言う人が電話で話しぬ
21
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