金木犀のお気に入りの歌一覧
千映
「カルシゥム多いのよね」と母娘イナゴ佃煮久し振り食む
16
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inosann
クスノキの枝ごと揺らす春風に葉々きらめきサザナミの様
21
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九條千鶴
さよならを くりかえしてく 人生と はじめましてを 重ねてく命
10
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九條千鶴
いつの日か 自分自身を みとめたい 草木の芽吹く春のように
14
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千映
月命日行けぬ身ゆえに墓石の写真を飾り合掌をする
16
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千映
早春は安田姉妹の童謡が聴きたくなってcd流す
12
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万陽
キャラメルの 銀紙で鶴を 折ってみる集中しながら 雑念を消す
21
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野々花
傷付けず傷付けられず生きるなら誰もがみんな無口になるね
18
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野々花
珈琲の苦みのような後悔を少し残して冬が去り行く
21
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野々花
切りすぎた前髪風に遊ばせて子猫のように日向を歩く
23
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西村 由佳里
右の手で疲れた頭をなでながら今日は飲むぞとつぶやいてみる
15
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藤久崇
ものもらい 医師に診せて 目をあらい 薬師に見なむ 照る枝垂れ梅
16
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野々花
あれこれと季節の花を替えながら話し尽きない母の奥津城
17
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千映
純な人こころに触れる言の葉にハグしたくなる瞬間見せる
14
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万陽
軸がぶれた 駒の動きに よく似てる不安定さが 我を襲う
16
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まあさ
昨日より ちょっとスマート 白い月 うつむきながら 消えてゆく朝
21
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inosann
「組合はつくらせぬ」と言う社長のもと憧れていた「春闘」の響き
12
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絮谷新
己が影空に映せばみづあさぎそのヒヨコ売り逐電ののち
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南美帆
両替に並ぶ人々それぞれに行き先があり飛び立つ間際
15
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詠み人知らず
違います。人格乖離はしてません。 立ちはだかるはデュアリズムの壁
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