秋日好のお気に入りの歌一覧
人三昧
亡き母に 残暑見舞いの 届きおり 楽に逝ったと 礼状を書く
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石川順一
孵化直後逆さのままの黒揚羽ただひたすらに動かず居りぬ
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新座の迷い人
逢えぬ妻 デスクトップに 貼り付けて パソコン開き 思い浮かべて
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西村 由佳里
天体に生きる無数の星たちよ何を思うか我らが星を
6
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西村 由佳里
白壁に光の影が揺れている去りたがらない夏日のように
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西村 由佳里
ひさびさに合格点が付きました初めましての作家の本に
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桐生賄
因縁の 対決なのか 個人戦 対戦相手は またもや先輩
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bgvillea
花踏みて青草踏みて匂ひ立つさかりの此処も日暮れてゆくか
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bgvillea
子供らの水遊びする傍らでとんぼがまわるまわる風吹く
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灰色猫
真っ白な鳩に手紙を託しますあなたの恋が羽ばたくように
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灰色猫
子供らが噴水シャワーで遊ぶ夏いつでも虹が輝く場所です
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灰色猫
夏暮れてパラソル佇む白浜に人影もなく波寄すばかり
16
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灰色猫
白竜が空駆けるよな鱗雲初秋の風に儚く消えゆく
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灰色猫
金色の繭を夢見る蚕たち熟蚕ひかえ眠りへおちる
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リクシアナ
雨わだち嵐の痕の地上絵を実りの神は如何に見るらむ
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沙久
人間はどこまで卑劣になるのだろう 今日も何処かで血が流れゆく
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恣翁
よく冷えし梨の実の皮 氷の珠を削り出すがに 小器用に剥く
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夢士
開け放つ窓より秋の風入りて夜長を過ごす長袖のシャツ
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へし切
手にとれば香こそなつかし女郎花 秋の野風にやさしくなびく
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沙久
震災の 津波の如く 濁流が 手を緩めぬまま 全てをえぐる
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