秋日好のお気に入りの歌一覧
灰色猫
眠剤を飲んでも眠れぬ一人寝の秋の夜長に虫の音冴えたり
19
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灰色猫
野分去り虫の音清か秋の夜にいずこで果つる九月の蝉や
20
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灰色猫
愛しさに星を鳴らして呼び合えばおのずと響く君が口癖
17
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灰色猫
キラキラと鱗粉が舞う闇月夜あなたに飼われる白い蛾となる
16
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灰色猫
両の手で包んだ雛を温めるあなたの肩へ飛び立つ日まで
19
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詠み人知らず
灼熱の恋に疲れた向日葵を眠りに誘う虫の音優し
17
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みなま
出来かけの製氷皿から取り出した枠だけの氷の軽さの鳥よ
7
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夢士
桜木の老いらくの葉のハラハラと吾も進めむ冬支度かな
15
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コーヤ
懐かしき数珠玉見つけ触れてみる採り集めてた昔が浮かぶ
15
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コーヤ
野の道で七草の花出会うたびそれぞれの香に心が揺らぐ
16
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桐生賄
そちこちに 出来たアザは 勲章か 痛そうだよね 耳・首・腕と
18
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くらら
君という パーツが欠けて 歩む世は 転んでばかりで 擦り傷だらけ
26
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くらら
お料理は 誰かのために 作るもの 「美味しい!」という 笑顔のために
15
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くらら
人生は モグラ叩きと 見つけたり あっちが片付きゃ こっちが出てくる
12
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いろはに
あしたにはきっとわすれてしまうはず すこしだけいまなきそうなこと
8
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コーヤ
健康で長生きしたいと一万歩歩いて秋の花咲くを知る
18
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コーヤ
野に出でて咲きたる花を指折れば七つの笑みが野辺に広がり
20
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己利善慮鬼
会いたいと願い続けた夏は過ぎいざ会う秋に恐れなす空
9
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めだか
施設から届いた姉の絵手紙の金魚は泳ぐ出口探して
10
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詠み人知らず
秋桜長き道きてふりかえる遠き思い出なつかし山河
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