幸子のお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
鼻の穴広げて文字を打ち込んで締め切り日までひいふうみいよ
3
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千映
物作り燃える吾は久し振り造花のリース日ごと楽しむ
10
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秋日好
有給の消化のために家にいるタプタプタプと文字を打ちつつ
11
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滝川昌之
黒猫はヤマトじゃないよタンゴだよ 小っちゃなオサムの恋人なんだ
12
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可不可
ありあけの月を二人で見あげて 水母みたいて言ったら笑った
6
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夢士
菜園の大根収穫あなうれし前も隣も我家の軒へ
8
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夢士
里山の便りに聞こゆジョウビタキ柿の実喰ふて鳴交しをり
10
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秋日好
子の成長速度で進むこの世では取り残されて足踏みの日々
7
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ぴかり(夫)
泣いている手だけ繋いで覚めた瞳に映る姿が彼ではないと
4
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夢士
冬霞富士の峰白く鳶鳴きて牧水の観し千本松原
10
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可不可
人の声 ひかりに変換して見たら 数へきれない彩の蛍
7
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藍子
すいすいと飛んでたトンボいつの間に姿見せない晩秋の午後
19
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滝川昌之
設定を何度か上げた給湯が湯気放つまで手出しは躊躇
17
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可不可
己に蓋し続ける腹のCTは殖え続ける言葉の蟲籠
5
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リクシアナ
纜が解けて小舟は離れ行く朝霧深き湖の秋
22
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ななかまど
行儀よく秋のひざしにあんぽ柿雪の降る日は雪の茶の子に
6
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あゆか
どっさりと年末ジャンボ宝くじ誰かに寄付をすることになる
8
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リクシアナ
幼き日夢の尻尾を掴んでた今日足元に萎む風船
20
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可不可
カットした小指の爪が三日月と仮定し全体を復元せよ
6
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滝川昌之
北風が転がしている空き缶と犬と子どもと君の揉み手と
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