詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
煩悩
リステリントータルケがリニューアルしている取り残される朝
5
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蔓葵
梅が枝も思ひのままに咲きわたる此の花にしき神のまにまに
19
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へし切
君をまつ風の音ばかりに塩釜のうら寂しくも吹き渡るかな
21
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詠み人知らず
逃げ足もめっぽう速く商いにゃむいてないぜと次男坊二月
8
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KEN
曉を 傳へる星と 弓月の 明かりに凍え 道急ぐ影
19
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夢士
夕暮れて子らの声きえ家のなかテレビの声の大きかりけり
11
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横井 信
田植え待つ水をたたえた溜め池の淀む水面に魚影のひかり
10
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滝川昌之
空調が効きすぎるロビーに回転扉の春風心地よし
19
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灰色猫
包帯が指輪の代わりいつまでもやんちゃなままのあなたでいてね
17
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コタロー
竹林の奧より聞ゆ鵯の聲眞直伸びる竹に節あり
5
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コタロー
一面の菜の花畑に吸ひ込まれ幼き日々の記憶が巡る
6
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コタロー
網越しの犬を撫でれば眼を閉ぢて僕に全てを委ねてをりぬ
4
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可不可
花を編む 自分を飾るためぢゃなく 二人の手首しばるために
7
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うすべに
飛火野へ 梅の香りにさそわれて 誰を呼ぶのか鹿の鳴く声
19
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露草
子を殺め親を殺める日本見ていかに思うやアインシュタイン
7
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桜田 武
正月の本家に参れば父母浮かぶ臼と杵で餅つく協同の
6
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夕夏
はるかぜにつつみこまれているようなきもちになるのあなたといると
5
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桜田 武
歩けぬ難病の友と会わず二年賀状の乱れ字に症状量る
3
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秋日好
指先の洗濯バサミの向こうには春の青空楓の若芽
17
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灰色猫
ぷにぷにと旅する野良に連れられて迷い込みたる猫の王国
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