詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
あらたまの年の始めに福寿草の名をもめでたや咲くやこの花
16
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幸子
音は星 連なりゆかば幾重にも層成す宇宙となりて満ちけり
15
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KEN
みやこより 五百の瀬音 越え行けば 萩に雪咲く 今日となりけり
11
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灰色猫
すき焼きのお肉のみ食む甥っ子はチーズおかきのチーズのみ食む
23
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煩悩
一塁ランナーから渡されたヘルメットに満ちていたらしい塩湖
5
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滝川昌之
叔父叔母に母の匂いを探しおり兄弟喧嘩の逸話ひとつに
20
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コタロー
寒風に耐へて枝先ちらほらと十月櫻の花が咲きけり
10
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コタロー
しとど降る枯葉の積もる木製の机とベンチに人は坐らず
8
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コタロー
寒風に防寒服を纏ふ中ノボロギク咲く黄色に染まり
9
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KEN
逢へぬ夜の 思ひの隙を ささめゆき 白く染めゆき 獨り悴む
12
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横井 信
夕闇に白く浮かんだ水仙の花は見送る小さな灯り
14
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うすべに
正直に問い詰めないで せつなくて うまく言えないほんとの気持ち
10
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コタロー
浮寢鳥水にプカプカ浮きつつも我に近寄る何と愛しき
7
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コタロー
公園でサッカーボールを追ふ子供遙か昔の吾がそこにゐる
13
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萱斎院
北山に雪降りぬらししろたへに ことしげきよを覆いてしかな
9
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滝川昌之
昼酒もまだ許される松の内あてを求めて重箱のすみ
22
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煩悩
この世で実現できないすべてを笑う溶けて汚れる雪だるま蹴る
5
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KEN
冬風に 向かひ高飛び あしひきの 白峰渡る 翼も白く
10
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横井 信
歩き出す病院前の陽だまりで雀の歌は空へと昇る
15
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夏恋
時々はバックパッカーをやるような自由人にわたしはなりたい
9
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