詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
朝粥に腹が持たぬと嘆きつつ畔を歩けば出会う七草
19
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しずく☆・.…。
微かなる 命を乗せてか 赤色の 回転灯が 街を駆けゆく
28
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横井 信
新しい靴で踏み出す一歩めは朝陽の中で鳥と語らう
16
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コタロー
冬の陽に煌めゐてゐる波の上輕鴨は群れ鳰は孤立す
6
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横井 信
ゆっくりと文字を眺めて明日から始まる日々を穏やかに待つ
12
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へし切
あらたまの年の始めに福寿草の名をもめでたや咲くやこの花
16
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幸子
顔覆い泣きじゃくる君は十分に皆の情熱駆り立てている
11
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幸子
音は星 連なりゆかば幾重にも層成す宇宙となりて満ちけり
15
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横井 信
夕闇に白く浮かんだ水仙の花は見送る小さな灯り
14
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うすべに
正直に問い詰めないで せつなくて うまく言えないほんとの気持ち
10
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滝川昌之
昼酒もまだ許される松の内あてを求めて重箱のすみ
22
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藍子
実家へと帰る主人の留守の間に娘の家を喜び廻る
14
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コタロー
初詣兩手合はせて祈りたる我と家族の無病息災
9
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コタロー
初御籤「吉」を引きつつ讀んでみる感謝の氣持を持つて生きよと
11
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コタロー
樹々は皆枝を落として青い空鳥は現れ囀り消えて
6
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夢士
水鳥の遊ぶ姿や三が日カメラ片手に孫連れ遊ぶ
10
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横井 信
歩き出す病院前の陽だまりで雀の歌は空へと昇る
15
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へし切
親しきが集ふ昼餉に花が咲く 箸がすすむよ 心も弾む
18
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うすべに
あと少し 力をお貸しくださいと お薬師さまに祈る初春
18
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うすべに
かぎろいに 明けの明星うすらいで 川霧ひかる水鳥の影
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