詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
ようやくのつめたき風も優しさの上着を羽織る朝のぬくもり
12
もっと見る
音弥
あれ棄てるこれも捨てると山盛りのゴミの処分に亭主かりだす
12
もっと見る
へし切
十月 肌も寒き秋しぐれ 寝も寝られずに眺め暮らしつ
14
もっと見る
さいおん
東乃 茜尓染流 山乃際尓 雲居尓紛 出之月鴨
9
もっと見る
滝川昌之
スーツ着る時刻に起きた日曜日 好きに使える時を得た朝
15
もっと見る
横井 信
踏み締める土の感触懐かしく雲間にかすむ大きな夕陽
11
もっと見る
茂作
一つ家で老いを勞る歳になり 君を定めと漸くに知る
14
もっと見る
恣翁
ポキポキと 指の節をば鳴らしつつ 啜る珈琲の味のなきこと
9
もっと見る
さいおん
世間波 夢在可聞 現可聞 古往吾波 空蝉乃如
5
もっと見る
へし切
居座りし夏のなごりも懐かしい 山の紅葉の秋ふかみゆく
15
もっと見る
さいおん
夜干玉乃 闇尓染入 雨音尓 遥之背子乎 偲鶴可聞
7
もっと見る
横井 信
流れてく秋の夜空の雨雲にそっと近づく踏み切りの音
11
もっと見る
滝川昌之
毛糸玉かぼちゃ色して温そうで何を編むかは妻に訊かない
13
もっと見る
恣翁
右膝に 左の脚を重ねつつ 肘突く拳 頭支へけり
6
もっと見る
へし切
ほのぼのと咲きにけるかな 夜の街に 宣言明けて 提灯の花
13
もっと見る
音弥
ネクタイは爽やか系の秋の青ポールスミスで決める胸元
12
もっと見る
茂作
ちよつとだけ意地惡したくなる君が 遠くに移る秋の席替へ
15
もっと見る
音弥
洗面の水の冷たさ外気温 秋冷の候の爽やかさあり
11
もっと見る
滝川昌之
先生と子らに呼ばれる妻のいて先生の抜く家事数多あり
16
もっと見る
へし切
秋さらば見つつ偲へと石竹花の咲きにけるかな恋ひし君はも
17
もっと見る
[1]
<<
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
>>
[25]