このえのお気に入りの歌一覧
たけくらべ
秋の夜の絶え絶えしかり虫の音をしず心なく重ねてぞ聴く
19
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沙久
飛ぶための「要」の破片落としたか 彼はいずこへ地面の羽根よ
21
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恣翁
肩口に 秋ぞ染むなる 叢薄 風立つままに打ち靡けるに
24
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夢士
山里の祭囃子や秋の風孫の手ひきて山車の綱引く
20
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コーヤ
山沿いのほのかに色づく木々の葉に深まる秋のかぜを感じて
21
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林林
その話題触れないでいてほしいけど本当は聴いてほしくもありて
19
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たけくらべ
闇の夜を仄かに照らす月あらば応えて生きむ吾は地球の子
21
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へし切
ひそやかに野べのつゆ草咲きそめて夕暮れ愛し白秋の月
28
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コーヤ
孫からの敬老祝が温もりて幸せ花が心に咲きぬ
20
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たけくらべ
むなしくも渚に寄するうつせ貝ひろふ我が身に秋風ぞ吹く
20
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河のほとり
寝もやすく寝なば夢をも頼まましせめて今宵の月な曇りそ
19
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沙久
秋の香を 胸いっぱいに 吸いたくて 自分の中に 「余白」を作る
22
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へし切
からきにも蓼食む虫の好き好きに馴るればやすきこの憂き世かな
26
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河のほとり
衣手に露をかけてはひとりのみゆふぐれに知るあきのはつ風
19
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夢士
上弦の月明かり入る縁により菊酒飲みて夜長楽しも
18
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詠み人知らず
生きようよ、まず食べなさい 言い聞かせ 炒ったたまごの 香ばしきこと
20
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詠み人知らず
寂しかろ心細かろ辛かろう水面に浮かぶ月に呟く
22
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たけくらべ
気がつけば夏の数多の想い出も輝き失せる八月の末
17
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絮谷新
水引の咲きし駅舎の改札を潜り抜けるは夏のお別れ
16
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コーヤ
小花咲く萩の小枝を触れゆけば秋を愉しむ祖母が浮かびて
21
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