KENのお気に入りの歌一覧
ななかまど
十五夜の月雲なくば意のままに被写体となり夢うつつなり
14
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バジル
差し伸べた爪より小さき傍食の黄の花びら世界を仰ぐ
14
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横井 信
水たまりそっと避ければまだ青い西陽に揺れる九月の稲穂
10
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茂作
それぞれの穫り入れ終へて靜かなり 畑をねぎらふ山鳩の聲
14
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へし切
聞く力、あると言いつつ聞き流す それでは説いても 民は聞かざる
11
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ながさき
どのような 被害があるか 調査して 結果をもとに 判断すべし
8
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恣翁
西風の吹く静か夜に ちらちらと川面に揺るる 雨後の明月
13
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ななかまど
ごろ寝してちろりちろりと秋桜の花の葉かげに秋の青空
13
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滝川昌之
素麺がまだあるうちはと妻が出す休日ランチに夏の余韻は
12
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バジル
行儀よく阪急電車は走るのに乗ってる僕等は不束だった
11
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横井 信
ゆっくりと町を歩けばまだ夏の入道雲が手まねきしてる
11
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茂作
讓り合ふ笑顏に秋咲き朱頂蘭 二つの良いこと重なつた道
12
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ながさき
なし崩し ドサクサ紛れ 強行す 一党独裁 戦前のごとし
8
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へし切
横文字に言葉巧みに騙されて 気付けば国は借金まみれに
9
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うすべに
水枯れてあきの気配も 水無月に季節をもどす稲孫のみどり
8
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灰色猫
深海をめざす鯨の目のようにもっと孤独になれますように
11
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凌霄花
堪えきれぬ酷暑の日々に熊笹の葉もしなだれて打ちひしがれて
11
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横井 信
まだ夏と九月の空の雨雲をそっと導く風の行進
10
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茂作
ぬばたまの月照る菩薩腰の品 古代の神はジェンダーフリー
12
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滝川昌之
先生も欠伸を一つ新学期 子らは安堵のゆるいスタート
13
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