詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
inosann
雨の日の苦労を無きにしてくれと言わんばかりに茜雲浮かぶ
11
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彌生
空の青 人が死んだと聞いた日も 注ぐ光は変わらないまま
3
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ゆうくん
君渡る 雨の運河に 揺れる秋 水の都を 渡る木の葉に
2
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みやこうまし
少数派あえて目指さぬ我なれど流されなくて今日の「我」あり
11
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笑能子
自らを論拠も無しに上に置き見下す先のただ寒々し
6
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恣翁
門口に 母待ち侘びて立てる女児の 我に微かに御辞儀為しけり
32
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みなま
おかえり、と声が聞こえた昼下がり写真の夫の優しき笑顔
16
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もなca
宵闇の木犀の香にさそわれて迷いこむ蛾の二匹三匹
12
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朝がお
達磨見て 憂いを胸に 八転び 七起きしてる 吾が人生
2
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もなca
三度目の秋おとずれてふれあえば寂しさばかり探りあてる指
13
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みやこうまし
久々に人来ぬ沢に踏み入れば熟せるあけび水に沈めり
15
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inosann
「人はみな宇宙と言う名の籠の鳥」と想いつつすする夕餉の味噌汁
13
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ゆりかもめ
すれ違う 手押し車の老婆ゆえ その微笑みに共に微笑む
2
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朝がお
もういいよ 無理は禁物 これからは 少し怠けても 神は許す歳
2
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ビビ
眼鏡掛け 本は右手に持ったまま 目覚めた深夜 月すら居ない
15
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みなま
まだ三月残せるものと思いしを手帳売り場は盛況なりき
11
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ふきのとう
幼らは母に贈らんとコスモスの花束つくり誕生日祝う
8
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みなま
ラブソングなのに心底暗い歌 チェット・ベイカー聞きたい夕陽
7
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もなca
約束の叶わないまま秋は来てひとり見ている江ノ島の海
11
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朝がお
一枚の 家族写真 セピア色 あるから泣けて あるから嬉し
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