詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
Chico
メイ・リーの解體すすむ手首・肩・脹ら脛見ゆ ジョイントあはれ
14
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林林
ウルトラマン熱く語らう父と子は渋滞十キロものともせずに
17
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林林
9パーの勾配下る車窓へと麓の田畑ぐんと迫れり
12
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林林
高原は木のてっぺんから紅葉し枝に休める秋あかねかな
15
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詠み人知らず
いつしかに夕紅ほのと浮かびける合歓の花咲く丘に眺むる
9
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もも桜
日々追はれ夏を樂しむ時間無く氣づけば今宵最後の花火
13
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桐生賄
長男の すっからかんの お財布も 少し潤う 日帰り帰省
15
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リクシアナ
しめやかに秋雨降れば軒に吊る苔風鈴の音色くぐもる
25
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野々花
今年またゴーヤたくさん頂いて佃煮作りみんなに配る
16
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詠み人知らず
友を送り踏切越へて歩むれば蒲公英の絮風はこびゆく
7
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詠み人知らず
單線の青田兩端附ゐてくる偲ぶ山川望郷の思ひ
5
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くらら
お料理は 誰かのために 作るもの 「美味しい!」という 笑顔のために
15
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くらら
君という パーツが欠けて 歩む世は 転んでばかりで 擦り傷だらけ
26
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木村珊瑚
忘れない秘密の基地のかたすみで一枚の紅葉みつけた秋を
10
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木村珊瑚
扇風機の羽根は四つ葉のクローバー 幸運の風たっぶり浴びて
8
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灰色猫
夏草の匂いのなかに紛れてる四つ葉摘み取り歌集に挟む
25
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沙久
母と観た三十七秒六〇の 世界のエンドは銀色だった
18
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たけくらべ
忘れじの人を偲びて夕凪の海を眺めつ夏は終わりぬ
21
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ながさき
人々の 差異を認めて 称えあい 励ましあって うまし「うたのわ」
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河のほとり
闇ならばかへりてやすき寝をねまし雲居は月のかげももらさで
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