詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コーヤ
九十の年を重ねて今もなお書に励む人にパワーを貰う
17
もっと見る
灰色猫
陽を受けた大きな背中が少年の頃のよに輝きますよう
22
もっと見る
リクシアナ
野分け去りとんぼ湧き出で陽はたわみ雨の名残りの濁流をきく
26
もっと見る
絮谷新
逆光の煉瓦倉庫に沿ひてゆく淡き孤獨を宿せし姙婦
20
もっと見る
桐生賄
おばあさん ツクツクボウシの 鳴き声を 鳥だと思い 「素敵だねぇ」と
22
もっと見る
灰色猫
ひぐらしや夕暮れ時に清か鳴く夏の行方を問おておるのか
25
もっと見る
灰色猫
なぜ僕じゃ駄目なんだろうやるせなく主治医から聞くドナー不適合
22
もっと見る
灰色猫
いつまでも追いかけていた兄ちゃんの背中はいつも逞しかった
26
もっと見る
詠み人知らず
ひぐらしや夕暮れどきに吹く風の果てゆくを鳴く君の哀しみ
12
もっと見る
詠み人知らず
浮かんでは流れる雲の白濱に人影もなく波寄すばかり
11
もっと見る
桐生賄
贅沢は 草取り後の シャンプーと 減肥茶飲んで お茶菓子食む事
16
もっと見る
南美帆
夕飯を君と食べつつ聴く花火一年前は舟から見たね
14
もっと見る
浅草大将
夢にだに返すことさへあらたへのころもの里のきぬの別れは
7
もっと見る
桜田 武
安置せし犬の寝顔の安らかさ死とは思えず頬撫でてみる
36
もっと見る
桜田 武
真夏日のアイスコーヒーの俺お前グラス涼しく会話が弾む
5
もっと見る
林林
森深き博物館の御手洗い私の前に一人いたのに
14
もっと見る
たけくらべ
夏過ぎて荒ぶる空の日の本は野分の果てにため息をつく
21
もっと見る
秋日好
優しさの欠片を四方からもらい丸になったら夫にお返し
21
もっと見る
秋日好
朝一の血液検査夕方の携帯電話じゃかなりヤバいよ
15
もっと見る
秋日好
携帯に聞き慣れた声響いてるああこのアクセント、ドクターだった
13
もっと見る
[1]
<<
858
|
859
|
860
|
861
|
862
|
863
|
864
|
865
|
866
|
867
|
868
>>
[965]