詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
焼酎を呷る山谷の男らは いずれにしても弱くやさしい
13
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備前 大輔
人気ない駅の待ち人未だ来ず美濃山肌の底冷える赤
3
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inosann
空からは蟻の蠢く吾身かな それでも一日根限り生きぬ
9
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たすく
将来の夢はマルマル嘘ついて霞を食らって生き死にたいの
4
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詠み人知らず
未明から働く掃除のおばちゃんに 軽く「お早う」重く「ありがと」
16
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朝がお
言問の橋のたもとの長命寺団子食べたし昼寝もしたい
5
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inosann
実績の良き同僚の吸う同じ空気で吾も生かされおりぬ
10
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ぺんぎんくらげ
家族とか 友人恋人 めんどくさい あなたとわたし そんな関係
4
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律
さみしさを 深夜ラジオの周波数に合わせて 遠い夜明けを待ってる
6
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へし切
悲しきを超え来る後は微睡みて 夢で逢いましょ 愛しき人と
18
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葵の助
二種類のネームプレート換えながら二児の母往く午後二時の虹
4
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朝がお
下町の小さな小さな喫茶店古びたテーブルこの傷は僕
5
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律
「どこへでも、僕らは行ける」 それだけでここに留まる明日の勇気
4
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みやこうまし
好きなこととことんやれと耽溺し 歌詠みつづけ明けの明星
13
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詠み人知らず
ささやかにままごとのやうに詰め合せ少食の娘に弁当つくる
4
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inosann
始めあればきっと終わりあり 人もまたオギャーとウンのはざ間で生きる
8
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光源氏
しら菊を折りてみたまふ浮橋のわたらふ月を思ひとどめん
11
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ゆうくん
おそろいの 燃ゆるジャケット 風銀杏 羽織るあなたと 冬の小道に
2
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詠み人知らず
たっぷりと小春を溜めた縁側の 煙草の父の永遠の時
22
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ほの香
生年月日いつやったかなぁとはにかんで認知の母は丸く可愛いい
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