詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
絮谷新
オルゴール櫛の齒毀れメヌエット調べの隙に入るは殘照
20
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林林
「オクラの実 天を貫くドリルだぁ」 少年の頬 夕日に染まる
21
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林林
蝉の声 子どもは耳をすましつつ虫網を手にそろりそろりと
24
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朧月
誤解などないけれどきみが嫌いだと恋の終わりを予感する秋
6
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へし切
青き空 残暑といふも少しの間 山より吹ける風ぞ涼しき
29
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沙久
あの人は わたしの「星」だ そして今 わたしも星に なれるだろうか
13
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林林
子は昼寝 私アイロン 蝉の声 汗を拭き拭き 風を待つかな
21
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あふひ*・○・*
貴方へと届かぬ言の葉手に浮かべ初秋の河辺に離してみたり
25
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林林
朝顔に水やるおばさん首タオル一本抜けた歯を見せ笑う
16
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夢士
キラキラと朝陽輝く海原へさあ漕ぎ出そうスズランの花
16
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コーヤ
揚羽蝶小花に舞いて蜜吸えば萩の小枝がかすかに揺れる
20
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コーヤ
朝顔の清々し顔朝朝に楽しみ暮れて夏も終わりに
16
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詠み人知らず
恋しさは距離の自乗に比例して 切なく胸に プレスを掛ける
17
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林林
海に落つ敵兵助け片言の「アリガトウ」受く駆逐艦雷
15
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リクシアナ
絵筆おり久しきものを夕さりの色なき風に心みだるる
23
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詠み人知らず
寄り添ふて高く低くと一對の秋蝶の舞ひ影やはらかに
16
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秋日好
人身御供日本にそんな風習があったなんてと信じない友
11
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秋日好
細りゆく月の姿に床に就く刻も遅れて有明近く
24
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秋日好
優しくも「仕方のないひと」扱いで係は値引き説明をする
11
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林林
消え行ける習慣をぜひうたのわで伝えてください語り部の如
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