横井 信のお気に入りの歌一覧
綴迷停
死に絶えた自分の夢の葬式も出してやれない度量の無さに
2
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へし切
さびしさは人のこころに巣食うものひとり侘びては枯淡を味わう
15
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夕夏
とこひきのまくらことばにおをつけておとこひきますたずねるなかい
2
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詠み人知らず
一途にて 太陽を向き 咲き誇る 眩しい恋は 向日葵の心
4
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音弥
見えるなら避けるも撃つも可能だが見えぬ手合いに怯える頃なり
11
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夕夏
あさがおにはおとせわしくでいりするいとあいらしきくまばちふとめ
4
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桃山
真っ先に出窓のソファに駆け寄りて窓の外見る犬の可愛さ
8
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きくゑ
空の麒麟 地上へつながるビルの屋上 毎日思う 仕事休みたい
4
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葛城
常ならばぼちぼち明ける梅雨の空見つつ伸ばせる散策の足
11
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緒川みるな
夏空に 悠かたなびく 薄雲の 流れ消えゆく 美濃のあかとき
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び わ
突然に空晴れわたり真夏日に自然の心理解し対処
4
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KEN
どしや降りに 叩かれ 汚れ 洗はれて 掃溜菊は 掃きだめに咲く
11
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詠み人知らず
土曜日の白き空から硝子戸に涙のように落ちてくる雨
8
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詠み人知らず
炭酸水越しに迎える週末の一緒に浮かび上がれない泡
5
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橘
ひとうちに祈り込めつつ槌打てど鉾を組む音はどこか虚しく
13
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夕桐
引き忍ぶ石段けざやぐ紅の 蝶の如き鳳仙花かな
8
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音弥
雨上がり土の仕事をひぐらしの声で終えたる梅雨の一日
14
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可不可
雨脚と生脚と駆け競べ 傘のトンネル出口まで
5
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詠み人知らず
幼き日 白粉はたき 紅をひく 幾重の着物 御輿に乗り担ぐ年寄り
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うすべに
夕焼けに高い雲立つ北の空 祈るみたいにふうりんの音
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