紹益のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
終末は一人で果てる覚悟なれど夜半のサイレン聞けば揺るぐも
13
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河のほとり
こひしさに野をも山をもこえなまし身はゆふぐれの雲となりせば
11
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光源氏
野辺の道春はまだかと子守唄虚ろにひびく鐘のこゑごゑ
10
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恵
職場にてこっそり開くマイページ拍手いただき一人にんまり
21
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恣翁
拍子木の冴ゆる夜更けの北の津に 帆柱連ね 舫ふ船影
23
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紗月
無線から五時を知らせる七つの子わたしもからすと帰りたかった
11
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もなca
生垣に二羽のメジロの睦まじく追いつ追われつ冬の陽だまり
25
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ふきのとう
やわらかく我らを照らす冬の陽に背中を押され明日を生きる
20
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紗月
自販機のミルクティーだけわたくしをいつも等しく慰めにけり
4
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紗月
誰からも看取られず逝く言の葉をせめてこの手で空に放さむ
22
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みやこうまし
薔薇園の鉄のベンチは寒かろう二人で坐りし夏の日遠し
16
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知久
寂しさを宥める術を持たぬのに今更気付く我の空虚さ
4
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もなca
雨傘を伝うしずくは肩に落ちわずかに寄りそうたまゆらの恋
18
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もなca
冷えた手をそっと包んだあの人の思い出連れて初雪が舞う
18
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あまおう
甘酒を振る舞ふてゐる境内できみに併せて玉砂利は鳴る
17
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知久
燃え尽きて熾火になりし欲情を懐炉のごとく抱いて眠らむ
8
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文麿
吹き溜まり風にまかせて積む雪の吾が机上にて書類となりぬ
7
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まぽりん
七草の粥にせんとて若菜摘む野はめもはるの雪ぞ降りける
20
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桜園
南天にうすく積もれる新雪の冬陽に煌めく元旦の朝
20
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平 美盛
好きだよと 今更言える わけもなく 何時ものように 憎まれ口を
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