詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
和顔施の言の葉知りて日々実行こころ穏やか流れるままに
10
もっと見る
千映
新しきことに挑戦できた吾に褒めてあげたい上から目線
8
もっと見る
夢士
朝焼けの中にくっきり山白し早春のゆき丹沢の嶺
13
もっと見る
可不可
春雨は見あげるだけで私さへ涙の謎が解ける気もする
8
もっと見る
滝川昌之
春雷は去りゆく季節(とき)の断末魔 梅花散らして咆哮の空
21
もっと見る
コタロー
狹庭にて雜草たちのシンフォニー雀も鳴けば賑やかなりし
8
もっと見る
コタロー
登校の一年生の黄色帽菜の花畑に染まつてゆきぬ
8
もっと見る
こぐまじゅんこ
まだ少し冷たい風が吹くけれど日差しの中に春を感じる
6
もっと見る
煩悩
濁点のない生活を送るチカチカと蛍光灯に点滅する俺
9
もっと見る
灰色猫
星々を着飾りながら冬の夜の月がわたしに恋をしている
17
もっと見る
悠(ゆう)
寅の刻 ふりさけみれば 空白み 冬日を横目に 我床に就く
3
もっと見る
KEN
枯れ草に 埋もれ哀しむ 棚田にて 誰を呼ぶかは 鳴き交ふ雀
16
もっと見る
へし切
いろいろに花はあれども梅の花 春 先がけて咲きにほふかな
22
もっと見る
横井 信
たなびいた雲の向こうの春山へ小鳥の歌は目覚めを告げる
16
もっと見る
夢士
虫のごと駅前広場人の群れスマホ見る顔みな同じ顔
13
もっと見る
うすべに
鳥も来ぬ荒れ果てた庭 山寺の 咲いた白梅苔むす枝に
13
もっと見る
千映
母傍の裁縫道具に触れもせず縫えない口惜しさ微塵も見せぬ
9
もっと見る
滝川昌之
ボス猫に浮気の虫が疼き出しニャーゴニャーゴと春の夜会よ
21
もっと見る
詠み人知らず
表題だけで買った本またしても応え得られずさらに彷徨う
8
もっと見る
恣翁
薄暗く 廂を 永く沈めたれば 雪解の滴 音は未だ止まじ
18
もっと見る
[1]
<<
79
|
80
|
81
|
82
|
83
|
84
|
85
|
86
|
87
|
88
|
89
>>
[402]