詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
かさかさと立ち入る子供この森はあぶないぞってがさがさ応える
17
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灰色猫
対岸のあなたは笑顔いつの世も生き抜きましたねと笑ってください
19
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石川順一
沢山のテントが張られ校庭は生徒が動き保護者も動く
14
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KEN
君の呼ぶ声かと思ひ目覚めれば白鳥一羽秋霧の岸
15
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滝川昌之
「黄金鰺買えた!」漁港に並び獲れたての 父の努力を夜にふるまう
22
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inosann
抗って宙に行き場を求むよう暫しのあいだ「鯔」は彷徨う
24
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日置鳩子
雪原のごとき誌面の空白に故人の歌の隠れいるらし
12
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日置鳩子
神渡る音が聴こえてくるようだ初代忠吉のこの太刀の沸
12
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夢士
同窓の名簿括りて去りし友抹消するや雨降り止まず
16
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夢士
雨止みて薄日差し来る彼岸中秋めく風に線香燻る
17
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へし切
これやこの天が下しる名物の黒田にありとふ へし切長谷部
28
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ながさき
自分とは 何者なるか 考へる なにゆへ生きて うたを詠むのか?
20
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inosann
不具合も慣れてしまえば苦でも無し診察カード一枚増えて
23
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月虹
不意討ちはハートのメール真夜中にロマンチストを眠らせぬ罪
29
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詠み人知らず
秋の夜の 夢はあやなし 思ふ君 顔こそ見えねど 気はひ違はず
14
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詠み人知らず
本能で生きたる吾の 僅かの知 育み給へる うたのわに深謝
13
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石川順一
夕食の直前激しく腹が減りクリームパンとカレーパン食べ
16
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KEN
まんじゆしやげ袂で囁く秋蟲の聲をぬらしつ雨を悟らせ
14
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滝川昌之
日に焼けたカーテン癒す秋風に白檀かおり夏掛けしまう
28
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灰色猫
粘ついた想いと想いが詰まってるその恋文は開いたらだめ
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