詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
falcon
嬉しげに一日遅れのケーキ持つ子と母帰る木枯らしの道
24
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いちにのパッパ
友だちが来て嬉しくて嬉しくて子ははしゃいだと聞いて眠る日
11
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南美帆
君と我 出会わすために神様が導いたのね土曜の午後に
2
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inosann
このところ未明三時の目覚めありうたのわひらき拍手をおくる
18
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詠み人知らず
ぎゅうぎゅうの電車やバスで目に滲みる どぎつい香水吐き気の洪水
10
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みなま
うたのわは広場行き交う人の輪に憂いも在れば歓びもあり
19
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詠み人知らず
聡きこと蛇のごとく無防備のこと鳩のごとくに林檎を齧る
7
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谷保天梅子
しら湯気を纏いし背中やわらかに ゆずの香りに頬をよせつつ
10
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日向猫
生ひ茂る裸子植物の根方にてシーラカンスの蒸し燒きを喰む
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詠み人知らず
兎も角だ今年の感想なんぞない 呼吸している君の他には
15
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みなま
満員の電車に耐えて家族への愛紡ぐキミにドコデモドアを
8
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みやこうまし
暮れ迫りまず図書館に足運び短歌集などまとめて借れり
15
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詠み人知らず
未明から25時まで働いて 残業のない立場はキツい
10
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もなca
冷蔵庫の奥へ迷いこみ五年後に発見されたいちごジャムの瓶
8
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inosann
静寂を耳に残して救急車 過ぎ去りゆきぬ対向車線
10
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吉奴十三世
女房の膝に抱かれてのど鳴らす さてもにくきはドヤ顏の猫
8
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詠み人知らず
全速で日没を追う新幹線 きみは太陽ぼくはのぞみだ
11
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イマココ
一夜明け 閑寂として侘しきは 二十六日のクリスマスツリ
3
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イマココ
骨付きの ローストチキンに齧り付く 母の背中の丸さ哀しき
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イマココ
一日を 一歩と思ひ歩み来し 獄の吾にも 年あらたまる
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