金木犀のお気に入りの歌一覧
君丸
流れてく 入れ替わる空 寂しくも 広がる祈り むかしのまんま
7
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只野ハル
春一番吹いた翌日道端に咲く菜の花ににわか雪降る
24
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萱斎院
うぐひすの羽風もつらきわが宿の 濡るるまくらに花の散る夢
12
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己利善慮鬼
誰だって恋は痛いと思うんだ純真無垢な少年の傷
9
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夢士
猫逝きて悲しみのなか雛飾り箱より出でし三月三日
19
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詠み人知らず
氣の憂ひ 君な匿めそ 友なればわりなしことも分かたるるがに
14
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詠み人知らず
子守唄 里の山にも聴こえきて 月影まとい微睡む子猿
17
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詠み人知らず
瞳とじ ただ上向いて君を待つ 灼熱の頬 早鐘の胸
14
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松本直哉
かたちなきものにかたちをあたへつつけさも作りぬ厚焼き卵
12
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リクシアナ
花籠のポプリ褪せゆく忘れ雪花びら砕けば微かに香る
25
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九條千鶴
友達と走り回った畦道の面影宿す舗装のひび割れ
14
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コーヤ
想い込め温めし心開かれて梅の花びらひかり輝く
19
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コーヤ
誰にでも 機会恵まれ あるけれど 捕らえられるか どうかが分かれ目
16
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なかしぃ卿
黒板に昨日は無けれ一夜にて書き上げたりしチョークアート
4
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大上
月の下散りぬ櫻に春風と集ひ語らふ皆人の旅
7
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藍子
鍋囲み食する日々も限りあり娘の旅立ちは直ぐそこにある
12
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藍子
亡き母の指から抜いたこの指輪これさえ有れば何も要らない
11
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藍子
冬時雨君と走った軒下で寒に振るえる繋いだ手と手
16
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ラベンダー
祖父はもう 駄目なのかもと よぎれども 明日も奇跡 どこかで信ず
19
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絮谷新
ジャバウォックの咆哮響む春の宵ギムレットには少し早くて
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