詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
ガムをかみ目薬をして文字を打ついつか仕事になると信じて
8
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詠み人知らず
いま一歩急がず行かん鉦叩き命の時を愛しみてゆく
13
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うめ
秋風にゆれる黄金の波ひかる近く遠くのお祭りばやし
13
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詠み人知らず
いざよひの母と見しこと偲ぶれば月影に恋しき母のまなざし
13
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秋日好
裏の顔表の顔と内の顔見せてる私は罪かも知れない
14
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秋日好
突然にテレビに現る映像のケイト・ブッシュはいつも泣き顔
11
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秋日好
金銀の柄杓の先の宝石はダイヤを隠し幸せ運ぶ
12
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秋日好
湖と月は恋に落ちていて互いを眺めてうち震えている
14
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秋日好
六尺のピラカンサ鉢植替えはもろ手で抱いて刺されるしかない
14
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蓮見
「十五夜の月が綺麗」と言う君の 言葉の意味を深読みしそう
8
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絮谷新
夕まぐれ夢見る頃を過ぎてなほかの女在りし面影求む
20
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みなま
疎む娘を何度なだめてきたことか きっと戻って来いよと見送る
10
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恣翁
衣の上に落ちし月影 封じ込め 夢に託して 君に届けむ
17
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たけくらべ
むなしくも渚に寄するうつせ貝ひろふ我が身に秋風ぞ吹く
20
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萱斎院
淡き日の石の仏にこと問はば 生をへだてどなほ恋はむとや
9
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灰色猫
いつの日か青い島へとゆくだろう潮風激しく甘い肌ざわり
18
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灰色猫
哀しみを胸に抱いて眠りゆくダムに沈んだ故郷のように
21
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灰色猫
鳴り渡るぴすとるのごと胸に沁む君が放った別れの言霊
17
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灰色猫
中秋の月で泣きぬるかぐや姫今宵はみんな君を見てるよ
13
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灰色猫
よく熟れた無花果のごと柔らかき我が心臓を君は掴めり
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