詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
神無月末には暖房欲しくなる秋は短く逃げ足早い
9
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千映
敬老の祝いに届く和菓子食べカステラがいいという母元気
13
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千映
孤独死は自由と引き換えやってくる看取られずとも感謝は常に
17
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麻
舞ひ果てて喉を氷みづに潤せばなほも涼しき春の夕風
24
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麻
咲きさしの花冷えわたる月影によらで輝く夜半の歳星
26
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詠み人知らず
一日降る雨の川面に音をたて夏のさざめき流しゆくごと
14
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詠み人知らず
散策の野辺柔らかき草の露風のそよぎに散りてはかなき
15
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恣翁
リスボンの木陰に身寄せ 長月の 醸造したてのワイン味はう
20
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芳立
照りやまぬ月夜なりけり仰ぎみるおのが心の雲かかるとも
12
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ひの
一筋の涙を落としてこの恋に花を手向けてしまいたいのに
5
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リクシアナ
放牧の空に茜の風は駆け菊に埋みし馬頭観音
27
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人三昧
置き場無き 身の憂鬱や 柿の秋 恩ある人を また見送りぬ
12
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ながさき
精神の 豊かな土壌 耕せば 心の中に 幸の花咲く
26
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沙久
飛ぶための「要」の破片落としたか 彼はいずこへ地面の羽根よ
21
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沙久
夕焼けを 漕いだ風車が 告げていた 「明日も君に会いたいよ」なんて
16
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沙久
美容室の鏡は嫌い でもこれが吾と君とをつないだツール
16
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沙久
「真実」は眩しく光る所より 暗くよく冷えた彼方に集う
20
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沙久
思い出す事と許し、許される事が共鳴し「思い出」となる
13
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林林
母の名に「ちゃん」付けで呼ぶ伯母からの米粉で団子 母の仏前
25
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ながさき
柿の実の 赤く色づく 山里に ヒグラシ啼きて かすむ筑波峰
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