詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
冬の空流るる雲に想い寄せ妹が面影涙に滲む
22
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ゆうくん
街角に 木彫りの夢を 一つ置く 冬の梅が枝 蝶を待つ指
4
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遊糸
草原のオーケストラはヴィヴァルディ第一楽章リハを始める
6
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遊糸
うつむいて静かに香るスズランを見るたび君を想い出す春
10
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詠み人知らず
井の中の蛙はついに海へ出て初めてできた友はウミウシ
3
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詠み人知らず
大海をただようクラゲ もう二度と陸に戻れぬことを知りつつ
2
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詠み人知らず
紛れ込むイルカの群れがわっしょいと網を荒らしていくから愛は
2
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詠み人知らず
傷さえもつけずにそっと指先を冷たく赤く染めた初雪
26
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島井うみ
孤島「机」にしがみついても溺れそう 劣等生はやめられないの
8
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inosann
一条の光の差し込む海上に一艘の船 漂って見えし
12
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らてん
たまにはね贅沢くらいしましょうか ナミダの対価いくらでしょうか
8
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詠み人知らず
単線の曇った窓に浮き出たる 大人の仕業かへのへのもへじ
23
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へし切
割烹着付けるも料理作らずに見つけし夢の万能細胞
23
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みなま
不機嫌に濡れた傘持て帰り来し吾子三言目に寝息たており
17
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夢士
プリンター技術の進歩ここに見ゆ謎解きされし卑弥呼の鏡
14
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詠み人知らず
傘をさすほどでもなくて雨の降り吾が心にも雨のそぼ降る
9
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inosann
リストラの峠を越える売り上げの挽回策の確たるもなし
12
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只野ハル
送迎のバスを待つ間のラジオから田園流る朝の陽だまり
9
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リンダ
罵声浴び耐える日々にも慣れたころ転職先を友がくれたり
3
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リンダ
人間は麻痺して生きているのだと罵声聞きつつ妙に納得す
3
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