詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
蕪西君
散る花を化粧と染めし石垣は今一時は乙女のごとく
3
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蕪西君
我が愛の墓碑となりたる桜木の花咲くたびに思う在りし日
3
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へし切
懐かしきアルバムの中妹が笑む子らも楽しげ声が聞こゆる
21
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詠み人知らず
眉と眼に静かな色香とどめつつ 無音で老いる 昭和の婦人
15
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ふきのとう
生かされて如月の朝迎へれば澄みたる空に白鷺の舞ふ
13
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ふきのとう
水ぬるむ田畑に立ちて農夫らは土のにおいに春を待ちおり
21
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ふきのとう
農業を継がぬと言いて若人は米を食はずに何を食べるや
7
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みやこうまし
聞くだけで我を語らぬ人のあり 寡黙は美徳か 能無き故か
13
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如月 氷花
さみしさが ならんだ夜の自販機で 百二十円のぬくもりを買う
35
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リンダ
会話する人もいなくてお昼どき毎日開くユーチューブ画面
4
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リンダ
「うたを詠む」クリックすれど何も出ず頬杖のあと顔に残れる
2
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リンダ
履歴書の返事はフェイスブックなりここまで来たか電脳の渦
3
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詠み人知らず
一発のただ一回のシンバルに 青春かけた ブラバン男
17
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詠み人知らず
網棚に置き忘れたい口惜しさが 溜め息になる帰路の地下鉄
23
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inosann
報われる事の少ない営業で培われている心の広さか
15
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詠み人知らず
疲れすぎ死にたいほどの私への NGワードそれは「頑張れ」
15
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詠み人知らず
ほの赤く金時豆の煮崩れていのち宿りしひとつぶごとに
7
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詠み人知らず
スタジャンの紺と象牙と胸の朱が 君のセンスを確認させる
12
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あき
その指にからめとられる黒髪のブローの手間を知っていますか?
12
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みやこうまし
痰きれず目を瞑りたる我が母を思い出したり 風邪に倒れて
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