詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
可不可
トリュフ探す犬も居るとか 商売より土手の蓬と遊んでおいで
7
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恣翁
午の陽を浴びて きらきら光りたる 牛の角にも 春来たるかな
19
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へし切
春の夜のやみのさ庭の沈丁花 夢にうかびく 君がおもかげ
24
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夢士
鵯の「ぴつぴつぴぴぴ」朝の声春が来たよと鳴き交わしてる
12
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秋日好
ピチカートみっつで吾を繋ぎ留め花筏に乗すブラームスの詩
15
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詠み人知らず
外は雨出かける勇気振り絞り踏み出す一歩にかけ声つけて
13
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新座の迷い人
お母さん 何度聴いても 思い出し 父母を思いて 涙ながるる
9
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灰色猫
澄み切った冬の星座を仰いでは心の闇を許してゆこう
15
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横井 信
傷跡にそっと手をあて今日だけは静かに街の眠りを願う
17
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夕夏
ガスせきゆなくてでんりょくのみつかいじきゅうじそくかのうなじんこう
7
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うすべに
過ぎ去った癒えぬ年月 枯れた枝 海を見つめるまだまつ人を
16
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夕夏
けいぞくはちからなりとかいうけれどしそんはふえずたえるさとやま
6
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falcon
石段に音なく銀の絲降れば小紋織りなし白梅の散る
13
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夕夏
あめあがりせいじゃくのなかうぐいすがさえずりのこえかけあいており
7
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煩悩
口呼吸は魚みたいだ鼻呼吸は鯨みたいだ息を殺せば虫けらみたいだ
10
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もみじ☆彡
誰が知らむ のどけき春に 去ににけり あまたのたまは いづこの空へ
14
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滝川昌之
月曜の憂いを纏う通勤に追い打つような春の嵐よ
13
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滝川昌之
薄れゆく記憶に負い目抱きつつ映像の波へ捧ぐ黙とう
21
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可不可
まだ実母と暮らしてたころ震災は恐怖よりも不便な思ひ出
6
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千映
牛タンを今夜食む吾は生きている八年前の今夜を語る
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