詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
朝焼けも夕焼けもなく日の暮れて宵のひと時亡き人偲ぶ
12
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夢士
昨日みた朝焼け空を今朝もみた「なあ朝焼けよ」明日も出で来よ
16
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夢士
立春の声聞く今日の日差しかな街往く人のダウン重たげ
17
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KEN
魂きはる 稚兒の命の哭く聲を 越ゆる悲しき音は世に無し
16
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KEN
東風よりも 梅よりも先 春告げる 白鳥の聲 しろがねに降る
15
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うすべに
朝霧に浮かぶ水鳥 うすく濃く 遠い山並みピンクの墨絵
13
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へし切
守るべき幼き命に目を背け使命を忘れ大人の都合
20
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横井 信
動き出す今日の夜明けはゆっくりと夢を溜め込む灰色の空
10
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横井 信
いつまでも完成しない簡単に見えたパズルの嵌らぬピース
15
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横井 信
少しずつすり減ってゆく杖先に歩いた道の記憶が宿る
19
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コタロー
冬木立鳥の囀り聞きながら枝の間の青空見てる
13
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横井 信
まだ早い梅のつぼみのふくらみを確かめに行く立春の朝
13
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横井 信
柔らかく雨は大地を湿らせて一歩進んだ季節の歩み
14
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うすべに
ねこやなぎ 川霧かくすせせらぎに 春の小人の雪踏む音に
15
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うすべに
春たちて 朝陽に消えるなごり雪 愛宕の山にかかる冬虹
19
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へし切
春かすみ立てるやいづこ山里の木の芽ははるの花もにほはぬ
21
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滝川昌之
稜線がかすめば緩む冷え込みに山々肩の力抜きおり
16
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夢士
川魚の命はかなし冬びより銀鱗光る嘴の先
17
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灰色猫
美しい水の化身に告げられるあなたの前世は蛇であったと
23
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KEN
風花も 雨に變はれば 架かる虹 安逹ヶ原の きさらぎの朝
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