日置鳩子のお気に入りの歌一覧
nao
深海に生れし胡蝶が舞ひおりて螺鈿鏡の漆を吸ひぬ
3
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nao
指さきを沈め表面張力を試されているような挑発
7
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リクシアナ
コスモスの咲く道なりに独り行くコートの襞をつたう秋雨
30
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月虹
ひと駅とまたひと駅と過ぎ行けば秋は深まる山辺の車窓
63
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岡本歩
いるのなら出てきて正義「この僕の背中の青が見えはしないか」
3
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nao
喉元にチタンの蝶を展翅してあらがうことの叶わぬ視線
7
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いちにのパッパ
けっきょくは君のパパママの言うことに従うようにってことだ サンタ
9
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敷島ヤマト
クロネコに吹き出し書いてさよならを告げた 積まれていく段ボール
41
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滝川昌之
お義母さん貴女の愛を受け継いだ妻の子育て感謝してます
29
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滝川昌之
「廃業」と貼られた老舗の畳屋にまだ消え残る藺草の香り
33
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へし切
若竹の空へ空へと迷いなく伸び行く姿を孫にかさねむ
36
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へし切
今も尚「ちゃん」付けで呼び呼ばわるる友のやさしさ老ひてこそ知る
37
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敷島ヤマト
さびしいと言えない君がさむいって言って右手をうばう火曜日
20
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ゆきほ
「それ」が舞う夜だけ君の下の名を合法的にまた呟ける
4
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詠み人知らず
引いて見て 捨てて彼方で 眺めれば 愛じゃなかった執着だった
8
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詠み人知らず
もうそれは嘘つきでしょう定数におさめて愛を語るあなたは
9
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詠み人知らず
誰よりも孤独愛する振りをして誰かの為に生きているひと
11
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詠み人知らず
薄暗い部屋で抱かれて眠るよりふたり夕陽に染まれば良かった
14
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詠み人知らず
一ヶ月前のメールの「好きだよ」に意味がもうないことは知ってる
5
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詠み人知らず
瞬間を一滴の水とするならば 涙の量が生涯となる
26
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