四季野 遊のお気に入りの歌一覧
螢子
公園の馬の遊具に子は乗りて巡る世界に春の陽揺るる
15
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でくのぼう
散りてこそ花の命は潤はしく流れて流れて辿りつきをり
13
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光源氏
いかにして夢やむすばん草枕涙に宿る小夜の中山
13
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浅草大将
子がたづな取る木づくりの春駒の巡る月日もいと早きかな
14
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粕春大君
おもふどち野辺の桜にたはむれて酒に浮かべしひとひらの花
18
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たんぽぽすずめ。
結局は文語、口語の真ん中で揺れる情けが良き歌なのだ
17
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螢子
万愚節この日の君は嘘つかぬ嘘が真実 真実が嘘
10
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まるたまる
眩しいよ月。今夜そんなに射されたら誰かを思って泣いてしまうよ
15
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たんぽぽすずめ。
生きてれば虫のいどころ悪くなる日が在ってこそ短歌へ向かう
13
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たんぽぽすずめ。
我一人星で生きてる訳じゃなく君が在るから歌と向き合ふ
21
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たんぽぽすずめ。
大木が爆ぜる如きの春雷は二度寝へ誘ひ夢で降る降る
9
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たんぽぽすずめ。
孤独寝を長く過ごせし人にこそ季節を問わず春の日は待つ
7
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たんぽぽすずめ。
返事無い恋文はもう送らずに大根役者を辞めてしまおう
7
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浅草大将
うら枯れし浅茅の庭も武蔵野の草のゆかりをなほ残しつつ
16
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粕春大君
花冷えの春くれなゐに咲きそむる桃の花をば重ねてぞ着る
22
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螢子
いつまでもガールの気持ちで君思ふ恋人未満フレンドのまま
9
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たんぽぽすずめ。
洗濯を君に頼んだフリースの毛玉が消えて温き春風
18
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浅草大将
穏やかに吹く春風のそよぎにぞ戦の文字はかくもかなしき
13
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falcon
せせらぎの波かと見ゆるねこやなぎ大原の里はる浅かりき
13
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詠み人知らず
まどろみて浅き眠りを彷徨へば夢さへ淡くたなびく霞
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