詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
藤久崇
かぜ吹きて 花は揺るげど 心こそは 揺るがで今は 宅に揺るがめ
9
もっと見る
滝川昌之
梅干を思えば湧いてくる唾液パブロフだって犬と同じさ
11
もっと見る
夢士
真っ白な手帳のページ括りつつ何時まで続くや在宅勤務
13
もっと見る
夕夏
てんごくにいちばんちかいしまにほんとならないよういのりたいです
10
もっと見る
ななかまど
風ならば風として吹け桜ばな巻きあげて吹く春の嵐よ
13
もっと見る
横井 信
風に散る桜の空に鯉のぼり今日も電車で行ったり来たり
11
もっと見る
KEN
花冷えに 心凍えて 見上げれば 黒き櫻に 月ばかり冴え
12
もっと見る
ななかまど
還暦と古希のあいだの位置なれば駆けるではなし歩くではなし
13
もっと見る
灰色猫
またひとつ歳をかさねる儚げな桜とともに老いゆきながら
9
もっと見る
横井 信
花びらにしずく残して雨あがる四月の朝のしずかな目覚め
15
もっと見る
KEN
滿つる枝を 雨は斜めに 叩きけり それも定めと 花搖れる春
12
もっと見る
ななかまど
手のひらの小さき命うごかざる故郷の空いまは帰れず
9
もっと見る
ななかまど
亡き母が手を振りくれし病窓を訪ねてみよう桜さく日に
17
もっと見る
KEN
茎立ちて エーデルワイスの 如きかな 霞の奥の 蕗の薹たち
9
もっと見る
KEN
たなびきて 霞と消ゆる 今朝の雪 咲き始む枝に なみだ殘しつ
11
もっと見る
うすべに
桜咲く 足あと消えた静けさに 錆びる鉄棒校庭の隅
9
もっと見る
横井 信
春風にそっと流れるひとひらのゆずり葉くるり山寺の池
10
もっと見る
灰色猫
菜の花のおひたし添える朝食であなたを春にしてみせるから
13
もっと見る
灰色猫
ゆく冬を惜しむが如く降りしきる桜うつむく牡丹雪かな
13
もっと見る
ななかまど
咲き始む桜の花も雪かぶる罪な仕業よ南岸低気圧
8
もっと見る
[1]
<<
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
>>
[23]