酒野実のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
飼い犬は人の気持ちが分かるから びくびくしてる夫婦喧嘩に
21
もっと見る
ながさき
人間の 皮を被った 鬼が居る 何故防げない 残虐事件
20
もっと見る
ながさき
少しでも 拙き歌が どなたかの 心に届く その日夢見る
27
もっと見る
ながさき
「負けるなよ」、「心にものを嘆かざれ」 師の励ましは 蘇生の言葉
13
もっと見る
夢士
萩がはな尾花葛花尾根の道朝日に向かひ車走らす
13
もっと見る
へし切
たなうらに妹が名を描き肘枕そぞろ歩くは夢通ふ道
24
もっと見る
へし切
甲斐もなくままならぬ身も詮無きとなほも永らへ老ひを愛しむ
26
もっと見る
へし切
吾妹子の墓に寄り添ふつゆくさの瞳にこぼる涙の雫
14
もっと見る
速魚
秋風に稲穂の波はゆらゆらリ黄金満ちる国 ジパングは
20
もっと見る
みやこうまし
黄昏て人の通わぬ御所の道 虫の鳴く音の秘そかに渡る
24
もっと見る
へし切
月清か梢をわたる風常と変わらぬ秋をなぜに哀しむ
29
もっと見る
詠み人知らず
神代より詠み継がれたるやまとうた人の心の種よりぞ咲く
36
もっと見る
へし切
若者は昼に希望の夢を見て老いれば夜の夢を愛しむ
24
もっと見る
へし切
朱に染む秋風そよぐ化野に誰を待つらむ死人花咲く
22
もっと見る
ながさき
終戦の 荒野に一人 立てる人 固く誓うは 日本の夜明け
15
もっと見る
ながさき
徒然に 心に浮かぶ 出来事を 書き残したし 生きた証に
24
もっと見る
夢士
菊の香に白寿の媼召され逝く重陽の朝天寿に沿ひて
24
もっと見る
夢士
通勤時上着持ちをり秋彼岸朝な夕なの風に合わせむ
17
もっと見る
詠み人知らず
細長い公園みたい高架下 日除け雨避け 犬が人引く
16
もっと見る
詠み人知らず
そこそこの幸福感と丁度よい 不幸だなんて 神は認めず
10
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>