へし切のお気に入りの歌一覧
海野 冬雪
たそがれの桜に集う家族かな 妻は夫に明日の仕事問う
2
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ななかまど
カタクリを初夏の風撫でて吹け紫揺れる里山の春
16
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滝川昌之
手でちぎるキャベツはさっと火を入れて春には甘さを増す回鍋肉
16
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まほろ
桜咲く日々の終わりが惜しまれて遠回りする 風がやさしい
9
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恵雪
初夏の陽にルビー散りばめられるごと躑躅のつぼみ輝きてをり
6
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リクシアナ
うつし世の澱みに屯す花筏あすの流れをひとひらが行く
10
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千映2
二人して漕ぐ花筏悲しけれいくら漕いでも届かぬ河岸に
5
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うすべに
お散歩の犬かたまってじっと見る 視線のさきに悠然と鷺
11
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横井 信
山寺の祭りを告げる春風に八重の桜のふわりと揺れる
19
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茂作
花水木うすべに色に咲きにけり 潛む思ひを君に告げたし
15
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リクシアナ
「歯車」に喩えらるれば粛々とナショナリズムを孤高に生きる
6
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わかばみち
幽玄を行きつ戻りつユートピア桜の中で現と混ざる
4
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ながさき
練習の 成果を吾に 示さむと 勇みて啼くか 藪のうぐひす
11
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ななかまど
ぱっと咲きさっと散りゆく儚さを大和心といにしえびとは
14
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敦希
浅緑小さな手ひらくいちょうの葉 陽を掴もうと競い繁れる
13
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滝川昌之
葉桜に春光強くなりゆけば街には日傘追いかけて咲く
23
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横井 信
道端のシロツメクサの一群を踏み締めながら春風を待つ
14
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バジル
澄ましてるあなたの前を斜交いにどこか淋しく舞う桜花
17
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茂作
つねよりも花の散るるを惜しむかな 去年逝く友と見まく慾しきに
17
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つばす
散りあと儚さ残る白き道 踏みしめ歩く花の一生
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