Chicoのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
女子会は一方的な恋ばなと 誰かひとりを 罵倒するもの
8
もっと見る
芳立
黒南風や日はわがために照らずともひとへに明かきをみなごの肌
12
もっと見る
美津村
一人くらい吾に似る人あらむかと見下ろす駅前朝の雑踏
9
もっと見る
利己翔
愛・宇宙正しい老後鍋の灰汁すくっては投げ救って よ 禿げ
15
もっと見る
己利善慮鬼
ケチャップに頬を汚して笑う子のぎゅるると鳴ったお腹が好きだ
10
もっと見る
只野ハル
退院後戻らないのは歩こうという意思ではないかと思える
11
もっと見る
只野ハル
親が同じ物食べられなくなり自分の食事は手を抜くばかり
13
もっと見る
詠み人知らず
そこの君 梅雨入りだって 好きな子と 相合傘ができる季節よ
7
もっと見る
三日月
あの空のお月様なら許してあげる 君が綺麗と見とれても
16
もっと見る
千映
中一の孫レギュラーで喜んでママは困惑 吾はノープロブレム
10
もっと見る
詠み人知らず
生きている息をしているチューブつけ 無念の彼は マスクを外す
13
もっと見る
仔柚
指折りて笑みを浮かべて作りしは愛し君への恋ひ歌なりけり
8
もっと見る
佐倉さぐ
冷蔵庫開けて冷気を浴びてこそ 夏の乙女は鮮度を保つ
13
もっと見る
ももちゅう
住み慣れた部屋を彷徨う私が居て君がもうすぐ風呂からあがる
10
もっと見る
詠み人知らず
駄菓子屋は小学生のスタンドバー家に帰らず飲んべえのよに
15
もっと見る
ゆり
紫陽花が好きになってるいつの間に母の後ろを追いかけている
16
もっと見る
ゆり
梅雨いろのこの風吹いた次の朝しずかに消えた母のともしび
15
もっと見る
風花
度量ある君の前まで抱えきた満タンの心やっと吐き出す
22
もっと見る
詠み人知らず
首筋に視線を感じ振り向けば 天袋から じつと見ていた
20
もっと見る
千映
沢庵も細切れにしてすすめてる老いはどんどん迫ってくるよね
12
もっと見る
[1]
<<
793
|
794
|
795
|
796
|
797
|
798
|
799
|
800
|
801
|
802
|
803
>>
[806]